2004.08.24 (Tue)  五月革命

 先週土曜日に新宿のこどじでお会いした下河邉元春さんの写真展『あの日あの時 France 1968-71』を銀座のコダックフォトサロンまで見に行く。
 パリの1968年といえば、いわゆる「五月革命」。
学生や労働階級による第五共和制を樹立したド・ゴール政権への反体制運動が起こり、
カルチェラタン占拠、大規模な暴動やゼネストが相次ぎ、ついにはド・ゴール大統領を退陣させたあの革命の時にあたる。
 当時通信社の記者としてパリに滞在されていた下河邉さんは、記者として政治的危機にあるフランスをルポしながら、仕事の合間に写真を撮影されていたそうで、今回の展示も当時の革命の時代を映すというより、むしろそのような状況の中で日々を生きる人々の姿を淡々と写し取っていた写真でであった。
 ちょうど偶然にもちょうど現在公開されている、ベルナルド・ベルトルッチ監督の『THE DREAMERS』という映画が、当時の時代を舞台にしている。
どんな内容かなと思ってオフィシャルサイトを覗いてみると意外にも「青春ドラマ」とあった。
ちょうどこの時代にパリでヌーベルヴァーグの影響を思いっきり受けて映画青年になったベルトリッチ監督の自伝的な要素もあるらしく、音楽もジミ・ヘンドリックスやドアーズやジャニスまでが使われているそうだ。
 こういう偶然も何かの縁。早速観にいってこようと思う。

Mai68.jpg

※↑は五月革命の時に当時の美術学校でつくられたプロパガンダ・ポスターのうちの1枚。美術学校を占拠したアーティスト達によって1日に何千枚ものポスターが制作されたそうだ。
制作の場は「民衆工房」と呼ばれた。ちなみにこのポスター、最近新作を出したばかりのRADIO4がジャケットで借用している。このバンドの新譜も早く聴きたいです。